Unauthoriszed use of this photo is prohibited by law.本日はロスアンゼルスらしいお話。
週末、家族総出(主人、私、犬2匹)でべバリーヒルズのバーニーズ ニューヨーク(Barney's New York)へ買い物に出かけました。
ここのデパートだけは超大型犬でも大理石と宝石と高級デザイナーのお洋服の中を悠々と歩くことを気持ちよく歓迎してくれます。
残念ながらニーマンマーカス(Neiman Marcus)、とサックス(Saks Fifth Avenue)とノードストロム(Nordstrom)はカバンに入る大きさの犬しか歓迎しません。
さて、バーニーズは他の高級デパートとかなりCEOの哲学が異なっていてそれがバイヤーに反映されています。
店のレイアウトもデパートというよりか、Fred Segalっぽい感じで、セレブのファンがとても多いのが納得できるような商品が揃っているのが魅力の一つです(フレッドシーガルはメルローズとサンタモニカにあるファッション店、”石を投げればセレブにあたる”というぐらいいつもLindsey Loahan, Jessica Simpson, Paris Hilton, Britney Spears 面々の若いセレブ達が買い物をしている店。Kitsonに比べるとかなり大きいし古い)。
バーニーズのコスメコーナーはちょっと特殊。
BAさんが1人しか入れない小さな丸いブース、2人用のブースと3人用のブースが各グランドに割り当てられて、天窓がある吹き抜け真下の中心に可愛く散らばっています。
ここは女性のBAさんより男性が多く、8割ぐらいを占めています。
私服で個性あるBAさんばかりで華やかなのも面白いところ。
タトゥ(刺青)入りでBAさんというよりロックスターみたいなお兄さん(笑)が沢山いらっしゃいます。
”大手”化粧ブランドはほぼ扱いが無く、主に”アーチスト系”が中心。
NARS, by Terry, Stella McCartney, Shu Uemura, Natura Bisse, Serge Lutens, Chantecaille, Tracy Martin, Sjalm, SCO, T Le Clec, Chanel, Dr. Sebagh, Aesop, Ava MD, Kiehl's SInce 1851, Fresh, Evolution Surf, Joelle Ciocco, Odile Lecoin, Molton Brown, Re Vive, Sue Devitt, Annick Goutal, Kanebo, Shiseido, Vincent Longo, Yves Saint Laurenがビバリーヒルズ店には置いてあります。
アメリカの一般デパートで人気のエステー、クリニック、アーデン、ゲラン、ドラメール、ランコム、マック、ディオールの姿はどこにもありません。
Unauthoriszed use of this photo is prohibited by law.私は最近バーニーズのナチュラビセのBAの方にお世話になっているので、色々と親切に親しくしていただいています。
”先週はたまたまデミ・モア(Demi Moore)が来ている時、お客さんの一人がここの螺旋階段で大々的なプロポーズをしてSAやお客様が全員階段吹き抜けの手すりに集まって祝福の声援をしていて大騒ぎだったから、彼女の接客どころではなかったのよ〜。”というようなお話をコメディを交えながら、コスメの話の合間合間に出して話相手をしてくださります。
自筆書きの封書をいただいた数少ない中の一人がこちらNatura BisseのBAさん。私は単純なのでそういった顧客戦略に大変弱いです。
アメリカに輸入禁止になる”Lightening"ラインの買い貯めという頭の痛い買い物とブログで仲良くしていただいているお友達へのプレゼント探しという楽しい買い物を終わらせて、せっかくの良いお天気なので2ブロック先のロデオドライブ(Rodeo Dr.=ブランド店オンパレード横丁)をお散歩してから帰ることにしました。
取りあいず店を出て、バーニーズの正面玄関で子供たちの写真を撮っていたら、どこからともなく3〜4人が私の後ろや横に集まってきて私と同じようにデジカメを取り出して家の子供たちにフラッシュを向けているではありませんか!?
こういうことにはグレートデーンをお持ちの方にはよくご理解いただける光景だと思います。
観光客が行くような場所に行くといつも起きる現象で、現在地A点から予定地B点に中々たどり着けません。
1ブロック目、何事も無く歩行。
2ブロック目、前方Regent Beverly Wilshire ホテルにたどり着こうとするころ、正面から歩いてくる人がビデオを回してこちらに突進、子供たちを映しています。私が画面にはいらないように気を使いながら移動。信号待ちをしていると信号の向こうで待ってた人たちが信号が変わっていっせいにデジカメや携帯を取り出して歩道を渡りながらカシャカシャすれ違うまで顔から離さずシャッターボタンらしきところから指を離さず歩行。
やっとロデオ通りにある”Two Rodeo"の噴水の前に立って私も子供たちといっしょの写真が1枚欲しいので主人に写してもらおうと思って構成を考えて子供たちをポジションにつけて主人の方を向こうと思って顔をあげたら...主人はどこ?この人だかりは何なの!?しかも皆さんデジカメやら携帯を構えていて顔が見えません。やっと見つけた主人は人ごみの一番後ろで背伸びして写真を撮ってくれようとしているのが見え隠れ...。
写真を撮り終えた人たちに今度はわっと囲まれて質問攻め、子供たちは触られまくり炎天下の中で舌が伸びきってきています。
いつも聞きなれた質問やジョークにいつもの答えをし終えてにこやかに、”エクスキューズ アス”と言い別れを惜しんでくれる英語をしゃべる人、しゃべれない人、しゃべろうと必死の人を後に取り合えず移動。
後をついてくる人数人、どこまでもついてきていますが、観光は中断されたのでしょうかね?
Unauthoriszed use of this photo is prohibited by law.この”Two Rodeo"はRodeo Driveの一角にカフェ2件、Tiffany, Cartier, Charles Jourdan, Valentino, Christian Dior と Jose Eber等のデザイナー店舗でまとめて1990年に約230億円かけて完成した石畳の坂があるヨーロッパ風のモールで、綺麗な花で飾られ観光名所となっています。
場所柄”パパラッチ観光客”攻めに合うとは覚悟で自分用の写真撮りたさで突入!
坂を歩き始めて数秒も経たないうちに前にも後ろにも横にも観光客様だらけ。
デジカメを持って私たち家族を中心に大きな輪が出来てその輪がそのまま移動...。
セレブ慣れしているお店の中の売り子さんたちも”一体どのセレブが来たの?”とばかりに皆店の外に次から次へと出てこられ人ごみの中にいる大きな犬2匹を見つけて大笑い。
私と主人を退けて犬といっしょの写真が撮りたいから写してくれと、子供たちのリーシを私の手から奪ってその手にデジカメを握らせて小走りに離れて行って子供達とポーズをとる人、人、人、そしてまた人...列が出来ている...。
そうだった、去年他界した長男犬が元気だったころ来た時も写真を撮らせてという人に遭遇した記憶がある。でもアメリカはリセッションからまだ完全に抜けてないころ行っていたのでこんな揉みくちゃにされる人だかりには遭遇したことはありませんでした。
さすがにサービス精神旺盛の子供たちも、照りつけるロスの日差しの中長時間ポーズを取り続け疲れてぐんなりしてきているのを見て、しまったボトルウォーターを車に置いてきてしまって手元にいない!
と思いきや、人ごみを押しのけてお店の中から店員さんが現れて大きな声で”かわいそうに〜!この暑いのに水欲しい?”
”Yes, yes, yes, please. Thank you so very much!”
家族を店の玄関まで誘導して人ごみを散らしてくださり、子供たちに金の器!!でお水を持ってきてくだいました。まさに天からの恵み!
子供たちが必死にジャブジャブ飲んでいる時この売り子さんと会話をしながら目を店の看板に向けて見ると...
Judith Lieber(ジュディス・リーバー)。
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、グラミー賞やアカデミー賞等のフォーマルドレスを着た際に持つスワロフスキーで埋め尽くされた小さなハンドパクトはこちらの物をお使いになっています。
一息ついて、いただいたつめた〜いミネラルウォーターのお礼を言って退散。
末っ子のよだれでベトベトになってしまったあの金箔の上にラッカーを塗ったボウルは一体どれほど高価な物だったのでしょうか?
ボールを持っていてちらっと見えた器の底の値札のシール!?子供が水を飲んでいる最中に値段が見える高さまで持ち上げられない...見たい、でも見えるところまで持ち上げると子供たちが飲めなくなる...。結局見れなかった。
人通りを避けた道を選んでバーニーズに一直線。ところが今度は運悪くビバリーヒルズ観光トローリーと遭遇。
乗っている人全員カメラを構えてシャッターを押し捲っていらっしゃる姿を横にバーニーズまであと100歩!突然車が歩道に横付けられドアがガバット開いて”家の子供が降りてこんにちわしたいっていうから”。
はい、どうぞ。
そしてバーニーズの正面玄関にやっと到着。
あとはバーニーズの店の中にあるエレベーターで駐車場にたどり着けばいいだけ。
やっと店に入ろうとした所、かっこいいご夫婦がドアを明けて出てきて、奥様らしからぬ颯爽としたブロンドの女性が”可愛いわね〜”と下の子の頭をすれ違いながらなでなでしてくださったので、何か一言でもとりあえずはお礼を、でもまた長くなると思いきや、”えっ!キャンディス・バーゲン(Canidice Bergen)!” と気が付いた時は彼女の後ろ姿を見送っていました。
セレブにしか解らないセレブの大変さを一番解っている彼女の優しさだったのでしょうか?
普段だったら周りの一般の人たちもざわめくところが皆グレートデーン2匹に気を取られているので彼女は私以外にはだれにも気がつかれないでその場を過ぎ去って行きました。